月10冊読む方法は、読書の時間を増やすことより1冊にかける時間を減らすことです。年間100冊も同じ考え方で届きます。
まず今の1冊にかかる時間で計算してみてください。1冊6時間なら6時間 × 10冊 ÷ 30日 = 1日2時間です。仕事のある社会人には重い数字ですよね。

読みたい本を買っても積んだまま増えていくと、買うたびに自己嫌悪がありませんか。月10冊を目標にしても、計算した時間を見ると始める前にあきらめたくなります。
結論から言うと月10冊は1日の時間を2時間に増やさなくても読めます。1冊を2時間で読み終える読み方なら、1日40分で月10冊に届くからです。
この記事では月10冊・年間100冊に必要な時間の出し方と、1冊の時間を減らす6つのコツを紹介します。
本当に1冊の時間が減るのかと疑っている方こそ先に確かめてください。1冊を短い時間で読み切る読み方の土台は、下のボタンから受け取れる無料の入門動画講座で試せます。
この記事の執筆・監修
浦地純也(しゃっく)
速読メソッド「GSR」講師 / 株式会社ManaBeラボ 代表取締役

- 株式会社ManaBeラボ代表取締役
- 中学校、高等学校理科教員免許
- 国際ジェネラティブチェンジ協会ジェネラティブトランス修了資格
- カリフォルニア大学発祥の心理学指導者資格
2013年、高知大学で理科教員免許を取得し、公立の高等学校で2年間理科教師として働く。その後速読に感銘を受け愛知県で速読教室と学習塾を開校。
その後、スタンフォード大学心理学博士のギリガン先生と出会い、「瞑想状態×速読」を用いた新しい速読メソッド【GSR(Generative Speed Reading)】をワールドクラスパートナーズ株式会社と開発。
2019年には、「人生を変える速読法 GSR」を出版。2025年までの10年間で44,000人以上への速読指導の実績。現在もオンラインで全国の人々へ向けて活動中。
月10冊・年間100冊は1日何分あれば読めるか
月10冊に要る1日の時間は1冊にかかる時間で決まります。先に冊数からペースを出しておきましょう。

月10冊は3日に1冊のペース
月10冊は30日で10冊なので3日に1冊のペースです。
年間100冊なら365日 ÷ 100冊 = 約3.6日に1冊で、週に2冊弱になります。月10冊を1年続けると120冊なので、年間100冊は月10冊より少しゆるい目標です。
1日の読書時間は1冊の時間で決まる
1日に要る時間は1冊の時間 × 10冊 ÷ 30日で出せます。
| 1冊にかかる時間 | 月10冊に要る時間 | 1日あたり |
|---|---|---|
| 6時間 | 60時間 | 2時間 |
| 4時間 | 40時間 | 約80分 |
| 2時間 | 20時間 | 約40分 |
| 1時間 | 10時間 | 約20分 |
1冊を6時間かけて読む人と1時間で読む人では、同じ月10冊でも1日の時間が6倍違います。
1日の時間を増やすより1冊の時間を減らす
働きながら月10冊を読むなら1冊の時間を減らすほうが続きます。
1日2時間の読書を毎日空けるのは、残業や家のことがある日には続きません。1冊の時間を半分にできれば、1日の読書時間を変えずに読める冊数が2倍になります。
しゃっく月10冊は根性の目標ではありません。1冊にかかる時間の計算で、届くかどうかがほぼ決まります。
1日に何分読めばよいかの目安は1日の読書時間は何分が理想?社会人の目安と1冊にかかる時間がわかる1分診断で診断できます。
月10冊読めない人がつまずく4つの原因
月10冊に届かない原因は、時間の少なさより1冊が長くかかる読み方にあります。よくあるのは次の4つです。


1冊を最初から最後まで同じ深さで読む
1つ目はどの章も同じ深さで読むことです。
本の中には自分に要る章と要らない章があります。全部の章を同じ丁寧さで読むと、要らない章にも同じ時間を使ってしまいます。
頭の中で声に出して読んでいる
2つ目は頭の中で音読する読み方です。
頭の中で1文字ずつ声に出して読むと、速さは声に出して読める1分200〜400文字ほどで止まります。例えば10万字の本を1分400文字で読むと約250分かかり、それだけで1冊4時間を超えます。
1冊に何日もかけて前を忘れる
3つ目は1冊に何日もかけることです。
1日数ページずつ読むと、次に開いたときには前の話を忘れています。忘れた所を読み返すので、1冊にかかる時間がさらに延びます。
冊数の目標に合わない本ばかり選んでいる
4つ目は厚くて難しい本だけを並べることです。
前提の知識が足りない専門書や500ページを超える本は、1冊に何日もかかります。難しい本だけで月10冊を組むと、最初の1冊で月の半分が終わってしまいます。



4つとも能力の話ではありません。読み方と本の並べ方を少し変えるだけで、1冊の時間は短くなります。
頭の中の音読を外す読み方を無料の入門動画講座で先に見ておくと、次の6つのコツが試しやすくなります。
月10冊読む方法|1冊の時間を減らす6つのコツ
月10冊読む方法は、1冊を短く読み切る手順を毎回くり返すことです。コツは次の6つです。


1冊ごとに知りたいことを1つ決める
1つ目は開く前にこの本で知りたいことを1つ決めることです。
知りたいことが決まると、ゆっくり読む章と流してよい章の見分けがつきます。明日の仕事で使えることを1つ見つけるなど、答えが1つで済む問いにすると探しやすくなります。
最初の2分で読む本か見極める
2つ目は最初の2分で見極めることです。
はじめに・目次・著者のプロフィールを見て、ページをぱらぱらと1周めくります。知りたいことの答えがありそうな章に印をつけ、答えが無さそうならその本はここで閉じてかまいません。
1回目は分からない所を飛ばして最後まで通す
3つ目は前のページに戻らないことです。


分からない言葉や段落に出会っても、止まらずに次のページへ進みます。最後まで通すと本の全体が見えるので、分からなかった所の意味は後からつながります。
1冊を2〜3日で読み終える日程にする
4つ目は読み終える日を先に決めることです。
月10冊なら1冊に使えるのは3日です。2〜3日で読み終えると決めると、前に読んだ所を忘れる前に最後までたどり着けます。
読書の時間を毎日の行動に結びつける
5つ目は読む時間を決まった行動の後に置くことです。
朝のコーヒーの後や通勤電車に乗った後など、毎日欠かさずする行動に読書をつなげます。毎日できなくても週4〜5日読めれば十分で、読めなかった日を責めないほうが長く続きます。
読書の時間の作り方は忙しい社会人が読書を続ける方法|時間がなくても1冊を読み切る5つのコツで詳しく紹介しています。
読み終えたら1分で学びと行動を書く
6つ目は読み終えたら1分で書くことです。
この本でいちばん学んだことと、明日から行うことを1行ずつ書きます。冊数が増えても、どの本から何を持ち帰ったかが分かります。





今夜の1冊は最初の2分で目次を見て、知りたい章に印をつけてから読み始めてください。それだけで1冊の時間は変わります。
6つのコツを続けても1冊の時間が縮まらない方は、頭の中の音読が残っていることが多いです。無料の入門動画講座で音読せずに読む練習の入口を確かめておくと、コツの効き方が変わります。
年間100冊を続ける本の選び方
年間100冊を続けるには、難しさの違う本を混ぜることです。本の並べ方で1冊の時間は大きく変わります。
同じテーマの本を3〜5冊続けて読む
1つ目は同じテーマの本を続けることです。
同じテーマの本は、2冊目から知っている話が増えます。知っている所は流して新しい所だけを読めるので、後の本ほど短い時間で読めます。
薄い本と厚い本を交互に読む
2つ目は薄い本と厚い本を交互に並べることです。
厚い本が続くと月の途中で冊数が止まり、目標に届かない焦りが出ます。200ページ前後の本を間にはさむと、ペースを保ったまま厚い本にも手を伸ばせます。
合わない本は途中でやめて次へ進む
3つ目は合わない本をやめる目安を先に決めておくことです。
目次を見ても知りたいことが見当たらない本や、半分まで読んでも答えが出てこない本は閉じてかまいません。合わない本に使う時間を次の本へ回すほうが、年間の冊数も読んで得たものも増えます。



冊数は目標の目安です。読んだ本から仕事や暮らしで使えたことを1つずつ増やすほうが、続ける力になります。
途中で止まった本が多い方は本を最後まで読めない5つの原因|途中で挫折する大人が読み切れる読み方も合わせて読んでみてください。
月10冊を無理なく続けるなら速読の読み方が近道
月10冊を無理なく続けるなら、1冊の時間そのものを短くする速読の読み方が近道です。


1冊の時間が減れば1日の時間は増やさなくてよい
私が教えている速読法GSRは、頭の中で音読せずに読むことと、要点を先につかむことの2つで1冊の時間を減らします。
1回目で本の全体をつかみ、2回目以降で知りたい所を深めます。1日の読書時間を増やさずに、1冊にかかる時間の方を縮めます。
読み方は一度身につければこの先ずっと使える
最初に計算した1日の時間は、読み方が同じならこの先もずっと同じだけかかります。


逆に1冊の時間を縮める読み方は、一度身につければ仕事の本にも趣味の本にもこの先ずっと使えます。
速く読む方法の全体は本を早く読む方法とコツ|速読のやり方7つと毎日10分の練習・1分診断で紹介しています。
年間1冊から年間600冊以上になった受講生の声
年間1冊ほどだった方が、今は年間600冊以上の本を読んでいます。


GSR式速読を学び、494文字/分→146,300文字/分まで読めるようになりました。100倍以上のスピードアップをして、昔は年間1冊くらいしか本を読まなかったのですが、今では年間600冊以上の本を読んでいます。
その結果、患者さんの訴えていることの表面的な言葉だけでなく、裏の意味まで読み取れるようになって治療の質が上がりましたし、患者さんが増えてビジネス面での成果にも繋がりました。そして、本の知識を元に、学会で発表することもできました。
月10冊を目標にする方ほど、1冊の時間を縮める読み方を先に知っておくと計算が変わります。
月10冊に届くかは1冊にかかる時間でほぼ決まります。入門動画講座では、頭の中で音読せずに全体から要点をつかむ読み方を順番に見られます。
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月10冊読む方法のよくある質問
- 月10冊読むには1日何分の読書が必要ですか?
-
1冊にかかる時間で変わります。1冊2時間なら1日約40分、1冊4時間なら1日約80分です。1冊の時間 × 10冊 ÷ 30日で自分の数字を出してみてください。
- 年間100冊は社会人でも読めますか?
-
読めます。年間100冊は約3.6日に1冊のペースで、月10冊より少しゆるい目標です。1冊を2時間ほどで読み終えられれば、1日30分台の読書で届きます。
- 本を速く読むと内容が頭に残らないのではないですか?
-
1冊に何日もかけるほうが前を忘れやすくなります。1回目で全体をつかみ、読み終えてから気になった所だけ読み直すと、要点は残りやすくなります。
- 月10冊読むにはどんな本から選べばよいですか?
-
今の仕事や悩みに関係するテーマの本から選んでください。同じテーマの本を3〜5冊続け、薄い本と厚い本を交互に並べるとペースを保てます。
- 途中でやめた本は冊数に数えてよいですか?
-
数え方は自分で決めてかまいません。冊数より、その本から知りたいことの答えを得られたかを大事にすると、合わない本を早くやめられます。
- 本当に1冊の時間を短くできますか?
-
疑うのは自然なことです。だからこそ大きなお金をかける前に、無料の入門動画講座で頭の中の音読を外す読み方を一度確かめてみてください。
まとめ
月10冊読む方法は1冊にかける時間を減らすことです。
- 月10冊は3日に1冊、年間100冊は約3.6日に1冊のペース
- 1日の時間は1冊の時間 × 10冊 ÷ 30日で決まる
- 同じ深さで全部読む・頭の中で音読する・何日もかけると1冊が長くなる
- 知りたいことを決め、最初の2分で見極め、戻らずに最後まで通す
- 同じテーマの本を続けて薄い本と厚い本を交互に読む
読み方が同じなら、最初に計算した1日の時間はこの先も同じだけかかります。
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