集中力テストで今の自分の集中力を確かめたいと思っていませんか。資料を読んでいても途中で別のことを考えてしまう。会議の後半になると話が頭に入らない。年齢のせいなのか疲れのせいなのか分からないと不安になりますよね。

結論から言うと集中力は保つ力とそれる方向の2つで見ると分かりやすくなります。
この記事の集中力テストは数字さがしと5つの質問で、その2つを3分ほどで確かめられます。結果が低くても能力のせいとは限らず、それる方向に合った戻し方を選べば集中は取り戻せます。
この記事では無料の集中力テストと結果の見方、タイプ別に集中を戻す方法を紹介します。
集中が続かない原因は目に入った文字を頭の中で処理するやり方にあることも多いんです。私が教えている速読法GSRでその処理のしかたがどう変わるのかは、下の無料の入門動画講座で先に確かめられます。
この記事の執筆・監修
浦地純也(しゃっく)
速読メソッド「GSR」講師 / 株式会社ManaBeラボ 代表取締役

- 株式会社ManaBeラボ代表取締役
- 中学校、高等学校理科教員免許
- 国際ジェネラティブチェンジ協会ジェネラティブトランス修了資格
- カリフォルニア大学発祥の心理学指導者資格
2013年、高知大学で理科教員免許を取得し、公立の高等学校で2年間理科教師として働く。その後速読に感銘を受け愛知県で速読教室と学習塾を開校。
その後、スタンフォード大学心理学博士のギリガン先生と出会い、「瞑想状態×速読」を用いた新しい速読メソッド【GSR(Generative Speed Reading)】をワールドクラスパートナーズ株式会社と開発。
2019年には、「人生を変える速読法 GSR」を出版。2025年までの10年間で44,000人以上への速読指導の実績。現在もオンラインで全国の人々へ向けて活動中。
集中力テストで分かるのは保つ力とそれる方向の2つ
集中力テストで分かるのは、注意を保ったまま作業する力と、注意がどちらへそれやすいかの2つです。この記事のテストは前半で1つ目を、後半で2つ目を見ます。

数字さがしで分かるのは注意を保って探す力
数字さがしでは、ばらばらに並んだ1〜25の数字を順番に押していく速さを測ります。
次の数字を探しながら、押し終えた数字を頭の中で追い続ける作業です。途中で気がそれると探す場所が分からなくなり、秒数が延びます。資料の中から必要な数字を探す仕事に近い作業です。
5つの質問で分かるのは注意がそれる方向
5つの質問では集中が切れるときに注意が頭の中へ向かうのか外へ向かうのかを見ます。
考えごとが止まらなくて集中が切れる人もいれば、通知や話し声に反応して切れる人もいます。偏りやすい方向によって効く戻し方は変わります。
しゃっく集中力は1つの数字では決まりません。保つ力とそれる方向を分けて見ると、自分に合う手の打ち方が見えてきますよ。
集中力テストを無料でやってみる(約3分)
集中力テストは数字さがし→5つの質問→結果の順に進みます。スマホでもパソコンでもそのまま試せます。
大人の集中力テスト
1から25の数字を順番に押す数字さがしと、5つの質問に答えるだけ。注意を保つ力と、注意がそれやすい方向がわかります。
- 1数字さがし
- 25つの質問
- 3結果を見る
ボタンを押すとすぐに時間の計測がはじまります。
1から25まで順番に押してください。
講師・浦地純也の無料の入門動画講座をメールでお届けします
時間の区切りはこの記事で決めた目安です。医療や採用で使う検査の基準ではありません。
テストの前に通知を切って姿勢を整える
テストの前にはスマホの通知を切って、いつもの仕事の姿勢で座ってください。
通知が鳴ったり人に話しかけられたりすると、その分だけ秒数が延びます。測りたいのはあなたが集中しているときの力なので、邪魔が入らない数分を選んでください。
1回の結果だけで決めつけない
1回目の結果は慣れていない分だけ遅く出やすいものです。
数字さがしは2回目から速くなる人が多く、寝不足の朝や昼食のあとでも秒数は変わります。同じ時間帯に何回か測って、いちばん多い結果をあなたの目安にしてください。
集中力テストの結果の見方
集中力テストの結果は数字さがしの秒数と5つの質問のタイプを組み合わせて読みます。秒数は今の調子を、タイプは集中を戻すときの方向を教えてくれます。


秒数はほかの人とではなく自分の中で比べる
数字さがしの秒数はほかの人との比べ合いより自分の前回との差を見るのが大切です。
テストの中の4つの区切りはこの記事で決めた目安で、医療や採用で使う検査の基準ではありません。普段より大きく遅い日は、疲れや寝不足で注意が続きにくくなっているサインと考えてください。
内面集中タイプは考えごとで注意がそれる
質問でAが多かった人は考えごとで注意がそれやすい内面集中タイプです。
頭の中で考えを深める力は強い一方で、心配ごとを何度も考え直してしまいます。資料を読みながら昨日の会議のやり取りを思い出して手が止まるのがこのタイプです。
外部集中タイプは音や通知で注意がそれる
質問でBが多かった人は周りの刺激で注意がそれやすい外部集中タイプです。
周りの空気を読む力や反応の速さは強みです。その分だけ通知の音や隣の席の会話にすぐ反応して、取りかかっていた仕事に戻るまでに時間がかかります。
| タイプ | 注意がそれるきっかけ | 仕事で起きやすい場面 | 強み |
|---|---|---|---|
| 内面集中 | 心配ごと・考えごと | 資料を読みながら別の件を考えている | 深く考えて言葉にする力 |
| 外部集中 | 通知・話し声・人の動き | メールの着信のたびに手が止まる | 空気を読む力・反応の速さ |



どちらのタイプが良い悪いではありません。誰でも両方の集中を持っていて、ふだんどちらに偏りやすいかの違いなんです。
集中力テストのタイプ別に集中を戻す方法
集中を戻すには注意がそれる方向と反対側に意識を向けるのが近道です。タイプ別の方法とどちらにも効く方法を紹介します。


内面集中タイプは頭の中を書き出して外の一点を見る
内面集中タイプは頭の中にある考えごとを紙に書き出してから作業に戻ってください。
書き出すと頭の中で同じことを考え続けなくて済みます。それでも考えが止まらないときは、目を開けたまま3メートルほど先の一点の形や色を5分ほど見続けます。意識を外に向ける練習になります。


考えごとが止まらない人の整え方はこちらで詳しく紹介しています。


外部集中タイプはスマホを別の部屋に置く
外部集中タイプは作業の間だけスマホを別の部屋に置いてください。
アメリカの大学の研究では、約800人がスマホを机の上・ポケットやかばんの中・別の部屋に置いて同じテストを受けました。
成績が高かったのは別の部屋に置いた人で、頭の中に情報を置いて考えるテストで差が出ました(Ward et al., 2017, Journal of the Association for Consumer Research)。
見ていなくても手の届く所にあるだけで、注意の一部が向いてしまうわけです。
どちらのタイプも25分で区切って休む
どちらのタイプにも効くのが25分作業して5分休む区切り方です。
終わりの時間が決まっていると、それた注意を戻しやすくなります。休む5分はスマホを見ずに、歩いたり目を閉じたりして頭を休めてください。作業ごとの区切り方の目安はこちらで紹介しています。





全部を一度に試さなくて大丈夫です。今日はタイプに合う方法を1つだけ選んでみてください。
集中力テストの結果が悪くても能力のせいではない
集中力テストの結果が悪くても、それは今の状態の目安であって能力の限界ではありません。秒数は体調や環境で大きく変わります。


寝不足や疲れの日は誰でも秒数が落ちる
寝不足の日や仕事で疲れた夜は誰でも数字さがしの秒数が延びます。
40代・50代になると、仕事の量が増えて眠りも浅くなりがちです。秒数が落ちたときは集中力が衰えたと考える前に、睡眠と休みが足りているかを見直してください。集中力が落ちる原因の見分け方はこちらで紹介しています。


このテストで病気は判断できない
この記事のテストはセルフチェックで、病気や障害を判断するものではありません。
仕事でのミスが続いて生活に困るほど集中できない状態が長く続くときは、一人で抱えずに医療機関で相談してください。
読書で集中が切れる人は読み方を見直す
本や資料を読むときだけ集中が切れる人は、集中力より読み方に原因があることが多いんです。読む作業そのものに、注意がそれやすい隙間ができています。


頭の中の音読が注意のそれる隙間をつくる
文字を1字ずつ頭の中で読み上げる頭の中の音読は、読む速さを声の速さまで落とします。
頭は文字を処理するよりも速く動けるので、余った分で別の考えごとが始まります。内面集中タイプの人ほどこの隙間に考えごとが入り込みやすくなります。頭の中の音読を減らす練習はこちらで紹介しています。


読む前に全体をつかむと注意が戻りやすい
読み始める前に目次や見出しを1分ほど眺めて、全体の地図を頭に入れておきます。
今どこを読んでいるのかが分かるので、注意がそれても読む場所にすぐ戻れます。集中力そのものを高める方法全体は、こちらの記事でまとめています。




速読法GSRは集中した状態で読む練習から入る
私が教えている速読法GSRは、目を速く動かす練習ではなく集中した状態で読む練習から入る速読です。集中しようと力まなくても、読むことに意識が向く状態をつくります。
読む前の1分で頭を整える
GSRでは読み始める前に1分間だけ目を閉じて呼吸に意識を向ける前読み瞑想をします。
頭の中の考えごとや周りの刺激から一度離れてから読み始めるので、内面集中タイプにも外部集中タイプにも使えます。やり方はこちらで紹介しています。


読む速さが上がると考えごとが入り込みにくい
要点を先につかむ読み方に変わると、頭が文字の処理に使われるようになります。
その分だけ考えごとが入り込む余地が減り、途中で集中が切れにくくなります。
脳科学者の茂木健一郎氏も、速読は集中力を高め、思考の抽象度も上がると語っています。


GSRの中身や受講の流れはこちらで紹介しています。


集中力テストについてよくある質問
- 集中力テストは無料でできますか?
-
この記事の集中力テストは無料で登録もいりません。数字さがしと5つの質問で3分ほどで終わります。
- 集中力テストの数字さがしは何秒なら普通ですか?
-
この記事では30秒未満から60秒以上まで4つの区切りを目安にしています。ただし医療や採用で使う検査の基準ではないので、自分の前回の秒数と比べて使ってください。
- 集中力テストの結果は毎回変わりますか?
-
変わります。2回目からは慣れて速くなりやすく、寝不足や疲れでも遅くなります。同じ時間帯に何回か測って比べてください。
- 集中力テストでADHDかどうかは分かりますか?
-
分かりません。この記事のテストはセルフチェックで、病気や障害の判断には使えません。困りごとが続くときは医療機関で相談してください。
- 大人の集中力は鍛えられますか?
-
鍛えられます。注意がそれる方向に合った戻し方を続けると、集中を取り戻すまでの時間が短くなります。4週間で続けるトレーニングはこちらの記事で紹介しています。集中力を鍛える方法
- 本を読むと集中が続かないのはなぜですか?
-
頭の中の音読で読む速さが落ち、余った頭の働きで考えごとが始まるからです。読む前に目次で全体をつかむと、注意が読む場所に戻りやすくなります。
まとめ
集中力は保つ力とそれる方向の2つで見ると、手の打ち方が分かります。
- 数字さがしで注意を保つ力を、5つの質問で注意がそれる方向を確かめる
- 秒数はほかの人とではなく自分の前回と比べる
- 内面集中タイプは書き出して外の一点を見る。外部集中タイプはスマホを別の部屋に置く
- どちらのタイプも25分で区切って休む
- 読書で集中が切れるなら頭の中の音読を減らし、読む前に全体をつかむ
仕事の資料やメールを読むたびに集中が切れて困っているなら読み方そのものを変えるのが近道です。
まずは無料の入門動画講座で、あなたの読み方のどこで集中が切れているのかを確かめてください。動画を最後まで見ると通常5,000円のGSRオンライン体験会にも無料で参加でき、集中して速く読める感覚をその場で試せます。













