速読は独学で身につく?本・アプリ・講座の違いと一人で続けるコツ

速読は独学で身につく?本・アプリ・講座の違いと一人で続けるコツ

速読を独学で身につけたくて本やアプリを試したものの、速くなった実感がないまま止まっていませんか?

スクールに通うほどではないし、できれば自分で練習して済ませたいですよね。でも一人で続けているとこのやり方で合っているのか分からなくなって、いつの間にか本を開かなくなってしまうんです。

夜の自宅の机で開いた本とスマホのタイマーを前に首をかしげる40代の会社員
始める前に今の速さを一度測っておくとあとで伸びを比べられます

速読は独学でもある程度は身につきます。読む前の準備や要点のつかみ方は一人でも伸びますが、頭の中で文字を読み上げるクセは自分では確かめにくく、そこで止まる人が多いんです。

この記事では本・アプリ・無料の練習・講座の違いと、独学で伸ばせる所と止まりやすい所をお伝えします。一人で続けるコツと講座に切り替える目安も紹介します。

独学で伸びが止まる原因は努力の量ではなく、頭の中で文字を読み上げてしまう読み方のクセにあることが多いんです。そのクセが今どれくらいあるのかは、下のボタンから受け取れる無料の入門動画講座で先に確かめられます。

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目次
ManaBeラボ 浦地純也
  • 株式会社ManaBeラボ代表取締役
  • 中学校、高等学校理科教員免許
  • 国際ジェネラティブチェンジ協会ジェネラティブトランス修了資格
  • カリフォルニア大学発祥の心理学指導者資格

2013年、高知大学で理科教員免許を取得し、公立の高等学校で2年間理科教師として働く。その後速読に感銘を受け愛知県で速読教室と学習塾を開校。

その後、スタンフォード大学心理学博士のギリガン先生と出会い、「瞑想状態×速読」を用いた新しい速読メソッド【GSR(Generative Speed Reading)】をワールドクラスパートナーズ株式会社と開発。

2019年には、「人生を変える速読法 GSR」を出版。2025年までの10年間で44,000人以上への速読指導の実績。現在もオンラインで全国の人々へ向けて活動中。

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速読は独学でどこまで身につくか

速読は独学でも読む前の準備と要点のつかみ方までは一人で伸ばせます。止まりやすいのは頭の中の音読を減らす所と、伸びが止まった時期の乗り越え方です。

速読の独学で伸びる所と止まる所を比べた図。読む前に目的を決める、要点だけを拾う、本を閉じて思い出すは独学で伸ばせる。頭の中の音読を減らす、伸びが止まる時期、自分のクセに気づくは独学で止まりやすく、人に見てもらうと越えやすい。

独学で伸ばせるのは読む前の準備と要点のつかみ方

読む前に目的を1つ決める練習や要点だけを拾う読み方は、独学でも効果が出やすい部分です。

どちらも手順がはっきりしていて、できたかどうかを自分で確かめられるからです。

たとえば会議の前に資料の見出しだけを先に見て、何を知りたいかを決めてから読んでみてください。読む時間が短くなる手ごたえはその日のうちに分かります。

独学で止まりやすいのは頭の中の音読と伸びが止まる時期

独学で止まりやすいのは、頭の中で文字を読み上げる内声化を減らす所です。

私たちは子どものころに音読で字を覚えたので、黙って読んでいても頭の中で声を出しています。自分では当たり前すぎて、減ったのかどうかを一人では確かめにくいんです。

もう1つは伸びが止まる時期です。練習を続けると速さがいったん止まって、意味があるのかと疑いたくなる時期が必ず来ます。

内声化の減らし方はこちらで詳しく紹介しています。

速さと理解のトレードオフは独学でも講座でも同じ

速く読むほど理解が落ちる関係はどの方法でも避けられません。

2016年に学術誌Psychological Science in the Public Interestに載った総説は、これまでの読書と速読の研究をまとめたものです。

結論は読む速さと理解の正確さにはトレードオフがあるというものです。ふつうの理解を保ったまま速さを2〜3倍にするのは難しいとまとめています(Rayner et al., 2016)。

一方で全部を理解することが目的でなければ要点を拾う読み方で速く読めて、理解を保って速くするには語彙などの言語力と練習が効くとも書かれています。

だから独学でも講座でも目指すのは全部を速く読むことではなく、目的に合わせて要点を速くつかむ読み方なんです。速読がそもそも何を変える技術なのかはこちらで紹介しています。

しゃっく

全部を一瞬で読める魔法の方法はないんです。だからこそ、どこを速く読むかを決める練習に意味があるんですよね。

速読を独学する方法|本・アプリ・無料の練習・講座の違い

速読を独学する方法は主に本・アプリ・無料の練習の3つで、講座との違いは読み方を見てもらえるかです。

速読本、アプリ、無料の練習、講座でできることを比べた図。速読本は練習の中身が分かり本で練習できるが、クセは直してもらえない。アプリは速さに慣らせるが本や資料での練習とクセの指摘はない。無料の練習は速さに慣らせて本で練習できる。講座は4つすべてができる。
方法始め方お金向く使い方
速読本書店や通販で1冊選ぶ本の代金だけ考え方と練習の全体像を知る
速読アプリスマホに入れてすぐ無料のものが多いすきま時間に速さに慣らす
無料の練習手元の本とタイマーかからない本を読む速さを毎日少しずつ上げる
講座体験会や説明会から講座の受講料自分のクセを見てもらって直す

速読本は考え方と練習メニューを知るのに向く

速読本は速読の考え方と練習メニューを知るのに向いています。

1冊読めば何を練習すればいいかの全体像がつかめます。ただ読んで分かったことと自分の読み方が変わったことは別なので、本で知った練習を毎日続ける仕組みが要ります。

速読アプリは速さに慣らす練習に向く

速読アプリは目と脳を速いスピードに慣らす練習に向いています。

画面に次々と出る文字を追うので、すきま時間に続けやすいのが良いところです。ただアプリの画面で速くなっても、紙の本や仕事の資料を読む速さにそのままつながるとは限りません。

無料の練習は本1冊で今日から始められる

無料の練習は手元の本1冊とスマホのタイマーで今日から始められます。

呼吸で頭を落ち着かせてから目次を見て、1分だけ速さに慣らしたあとに本を閉じて思い出す流れです。メニューの中身はこちらで紹介しています。

講座は自分の読み方を見てもらえる

講座が独学と違うのは、講師に自分の読み方を見てもらえることです。

頭の中の音読や読み返しのクセを指摘してもらえるので、独学で止まりやすい所を越えやすくなります。

速読はトレーニングで誰でも習得可能

講座の形式ごとの違いはこちらで比べています。

速読の独学で挫折しやすい3つの理由

速読の独学で挫折しやすい理由は、一人で進める作りにあります。途中でやめてしまった人も能力が足りなかったわけではありません。

速読の独学で挫折しやすい3つの理由。1速くなったかを測っていない。2速さだけを追い理解が置いていかれる。3伸びが止まる時期を越えられない。やめてしまうのは能力ではなく一人で進める作りのせい。

速くなったかを自分で測っていない

1つ目は練習の前と後で読む速さを測っていないことです。

測らずに練習していると、少し速くなっていても気づけません。手ごたえがないまま2週間ほどたつと意味がない気がしてやめてしまうんです。

速さだけを追って理解が置いていかれる

2つ目は速さだけを追って理解が置いていかれることです。

ページをめくる速さは上がったのに、本を閉じると何も思い出せない。そうなると速読はやっぱり読んだ気になるだけだと感じて、元の読み方に戻ってしまいますよね。

しゃっく

速く読んで何も残らないのは失敗じゃないんです。読む前に何を拾うかを決めていなかっただけなんですよね。

伸びが止まる時期を一人で越えられない

3つ目は伸びが止まる時期を一人で越えられないことです。

最初は数日で速くなったのに、ある時期からぴたりと伸びなくなります。これは脳がいつもの状態を保とうとする働きで、そこを越えると新しい速さが当たり前になっていきます。

でも一人だとその説明をしてくれる人がいません。止まった時期にこのやり方は間違っていると判断して、やめてしまう人が多いんです。

速読で挫折しやすい理由をもっと広く知りたいときはこちらも参考にしてください。

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速読を独学で続ける4つのコツ

速読を独学で続けるコツは、測る・目的を決める・思い出す・期間を区切るの4つをセットにすることです。

速読を独学で続ける4つのコツの流れ。1練習の前に速さを測り1分間に読めた文字数を書く。2読む前に10秒で目的を1つ決める。3本を閉じて60秒で覚えている言葉を書き出す。4二週間後に同じ条件で測り続けるか方法を変えるかを決める。

練習の前と後に同じ条件で読む速さを測る

1つ目は練習を始める前と2週間後に同じ条件で速さを測ることです。

同じくらいの難しさの本を使い、1分間に読めた文字数を紙に書いておきます。測り方はこちらの1分診断が使えます。

読む前に目的を1つ決めて要点だけ拾う

2つ目は読む前の10秒で目的を1つ決めることです。

この本から何を持ち帰りたいかを1つ決めると、目がそれに関係する所を拾うようになります。全部を理解しようとしないので、速く読んでも不安になりにくいんです。

本を閉じて60秒で思い出して書く

3つ目は読み終えたら本を閉じて60秒で書き出すことです。

覚えている言葉を3つでも書ければ、速く読んでも内容が入っていることを自分で確かめられます。書けなかったときは目的を変えてもう一度読めばいいんです。

台所のテーブルで閉じた本の横に小さなメモ帳を置きペンで言葉を書き出す50代の女性
書けた言葉が少ない日は読む前に決めた目的があいまいでなかったかを見直してみてください

1日10分・2週間と期間を区切る

4つ目は1日10分を2週間のように期間を区切ることです。

終わりが決まっていると、忙しい週でもその期間だけは時間を取ろうと思えます。2週間たったら最初に測った速さと比べて、続けるか方法を変えるかを決めます。

独学か講座かは3つの質問で決める

独学のままでいいか講座を選ぶかは、次の3つの質問で決められます。

独学か講座かを決める流れ。2週間続けても速さが変わらない、本やアプリで一度挫折した、仕事で読む量が多く早く結果が欲しい、のどれかに当てはまれば講座を選ぶ。どれにも当てはまらなければ独学で続けてよく、2週間ごとに測って確かめる。

2週間続けて速さが変わらないか

2週間続けても速さが変わらないなら、読み方を見てもらう時期です。

4つのコツを守って測っても変わらないなら、自分では気づけないクセが残っている見込みが高いからです。

本やアプリで一度挫折したことがあるか

本やアプリで一度挫折したことがあるなら、講座のほうが早く身につきます。

同じ方法をもう一度一人で始めても、同じ所で止まりやすいからです。止まった所を一緒に確かめてもらうほうが、時間を無駄にせずに済みます。

しゃっく

独学で試した時間は無駄じゃないんです。どこで止まるかが分かったぶん、直す所がはっきりしますから。

仕事で読む量が多く早く結果が欲しいか

仕事で読む資料や本が多いなら、期間の決まった講座を選ぶほうが早く効いてきます。

独学は手ごたえが出るまでの期間が人によって大きく違います。毎日の資料に追われている時期ほど、何週間で終わるかが決まった講座で区切って身につけるほうが仕事にもすぐ使えます。

講座にかかる費用の相場はこちらで比べています。

独学で止まる所を6週間で越える速読法GSR

ここまで速読の独学についてお話ししてきましたが、私は速読のスクールを運営しています。私が教えている速読法GSRは、この記事でお伝えした独学で止まりやすい所を講師が見ながら越えていく講座です。

頭の中の音読を減らす練習を講師が見ながら進める

GSRでは独学で止まりやすい内声化を減らす練習を、ライブで私が見ながら進めます。

読む前に呼吸で頭を落ち着かせて目的を決め、速さに慣らしてから本を閉じて思い出す順番で練習します。

伸びが止まる時期が来たら、それが脳が新しい速さに慣れる途中だということをその場でお伝えします。メソッドの中身はこちらで詳しく紹介しています。

受講生の一部では6週間で中央値20.68倍に伸びた

GSRでは受講前と講座の最後に読む速さを測っていて、受講生の一部(192名)のデータでは6週間で中央値20.68倍に伸びました。

測り方は受講生が自分で持ってきた本を使って、1分間に読めるページ数を比べています。伸び方の分布はこちらで紹介しています。

通信や別の速読で挫折した受講者の声

GSRの受講生には、以前に通信や別の速読で挫折した方もいます。

受講者の声_横山記代さん

受講者の声_菅谷信雄さん

一人で続けて止まった方も、読み方を見てもらう形に変えると結果が変わります。

明るいオフィスの机で資料の要点に黄色いマーカーを引きながら読み進める40代の会社員
まずは明日の打ち合わせの資料で見出しを先に見てから読む順番を試してください
しゃっく

独学で止まったのはあなたの努力が足りなかったからじゃないんです。止まった所を見てくれる人がいなかっただけなんですよね。

速読の独学についてよくある質問

速読は独学で身につきますか?

読む前に目的を決める練習や要点だけを拾う読み方は、独学でも身につきます。頭の中の音読を減らす所は自分では確かめにくいので、2週間続けて速さが変わらなければ読み方を見てもらえる講座を考えてください。

速読の独学はどれくらいで効果が出ますか?

手ごたえが出るまでの期間は人によって違います。1日10分を2週間と区切って練習の前と後で同じ条件で速さを測ると、伸びているかどうかを自分で確かめられます。

速読を独学するならどの本がいいですか?

最初の1冊は考え方と練習メニューの両方が載っている本が使いやすいです。タイプ別のおすすめと選び方は速読本の紹介記事でまとめています。

速読アプリだけで速読は身につきますか?

アプリは速いスピードに慣らす練習には向いていますが、それだけで本や資料を速く読めるようになるとは限りません。アプリの練習のあとに紙の本を読んで、本を閉じて思い出す練習を組み合わせてください。

独学で速読を練習すると理解が下がりませんか?

速く読むほど理解が落ちる関係はどの方法でもあります。全部を理解しようとせず、読む前に決めた目的に関係する所を拾う読み方にすると、速く読んでも必要な内容は持ち帰れます。

速読の講座を無料で試せますか?

体験会や無料の動画を用意している講座が多くあります。速読法GSRも無料の入門動画講座から始められ、動画を最後まで見ると通常5,000円のオンライン体験会に無料で参加できます。

まとめ

速読は独学でも読む前の準備と要点のつかみ方までは身につきます。止まりやすいのは頭の中の音読を減らす所と、伸びが止まる時期です。

  • 速さと理解のトレードオフはどの方法でも同じで、目指すのは要点を速くつかむ読み方
  • 本は全体像を知る、アプリは速さに慣らす、無料の練習は毎日続けるのに向く
  • 独学で挫折するのは、測らない・理解が置いていかれる・止まる時期を越えられないの3つが重なるから
  • 続けるコツは、測る・目的を決める・思い出す・期間を区切るの4つをセットにすること
  • 2週間で変わらない人や一度挫折した人は、読み方を見てもらえる講座のほうが早い

独学で止まったなら、あとは止まった所を直すだけです。一人で同じ所を何度も回るより、見てもらって越えるほうがずっと早く読めるようになります。

まずは無料の入門動画講座で、あなたの読み方のどこにクセがあるのかを確かめてください。動画を最後まで見ると通常5,000円のGSRオンライン体験会にも無料で参加でき、独学で止まっていた所が変わる感覚をその場で試せます。

速読法GSR 無料入門講座動画

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