活字が読めない。動画やSNSなら何時間でも見られるのに本や新聞を開くと文字の上を目が滑ってしまうってことありませんか。
この1週間で、文章を読みかけてやめて動画やSNSに切り替えた回数を数えてみてください。1日2回 × 365日 = 年に730回です。
そう数えると、自分は頭が悪いのではという劣等感が出てきますよね。でも活字が読めないのは頭の良し悪しのせいではありません。
活字が読めない原因は短い情報への慣れ・頭の中の音読・目的を決めない読み方・目の疲れの4つです。どれに当てはまるかで、最初にやることが変わります。
この記事では活字が読めない4つの原因を見分け、活字が読めなくなった大人が文字だけのページを読み進める5つの方法を紹介します。
活字が苦手な自分に読み方を変えられるのかと疑っている方こそ、先に確かめてください。頭の中で音読せずに要点をつかむ読み方は、下のボタンから受け取れる無料の入門動画講座で試せます。
この記事の執筆・監修
浦地純也(しゃっく)
速読メソッド「GSR」講師 / 株式会社ManaBeラボ 代表取締役

- 株式会社ManaBeラボ代表取締役
- 中学校、高等学校理科教員免許
- 国際ジェネラティブチェンジ協会ジェネラティブトランス修了資格
- カリフォルニア大学発祥の心理学指導者資格
2013年、高知大学で理科教員免許を取得し、公立の高等学校で2年間理科教師として働く。その後速読に感銘を受け愛知県で速読教室と学習塾を開校。
その後、スタンフォード大学心理学博士のギリガン先生と出会い、「瞑想状態×速読」を用いた新しい速読メソッド【GSR(Generative Speed Reading)】をワールドクラスパートナーズ株式会社と開発。
2019年には、「人生を変える速読法 GSR」を出版。2025年までの10年間で44,000人以上への速読指導の実績。現在もオンラインで全国の人々へ向けて活動中。
活字が読めない大人は多い|動画は見られるのに文字は入らない理由

活字が読めないと感じる大人は少数ではなく、1か月に1冊も読まない人が6割を超えています。動画は見られるのに活字が入らないのは受け取り方の負担が違うからです。
1か月に1冊も読まない人は62.6%
文化庁の調査では、1か月に本を1冊も読まない人が全体の62.6%でした。
読書量が減った理由の1位はスマートフォンなどの情報機器で時間が取られるの43.6%です。活字から離れているのはあなただけではありません(文化庁「令和5年度 国語に関する世論調査」)。
動画は勝手に進み活字は自分で意味を組み立てる
動画は映像と音が勝手に先へ進んでくれますが活字は自分で文字を追って意味を組み立てる必要があります。
動画なら話し手の声の調子や画面の動きがどこが大事かを教えてくれます。活字は同じ大きさの文字が並ぶだけなので、どこが大事かを自分で決めないといけません。
その決め方を知らないまま読むと全部の文字を同じ重さで追うことになり、数ページで疲れてしまいます。
しゃっく動画が見られるなら理解する力はちゃんとあります。足りないのは活字の受け取り方のこつだけなんです。
活字の受け取り方を先に知りたい方は、無料の入門動画講座で文字を見て読むこつを確かめられます。
活字が読めない4つの原因


活字が読めない原因は4つに分かれます。いくつか重なっている方も多いので、当てはまるものを全部チェックしてください。
短い情報に慣れて長い文章で疲れる
SNSや短い動画を見る時間が長い方は、短い情報に慣れたタイプです。
数十秒で次に移る情報に慣れると1ページ読んでも答えが出てこない長い文章がもどかしく感じます。スマートフォンと読書の関係はこちらで詳しく紹介しています。


頭の中で一字ずつ音読している
読んでいるとき頭の中で声が聞こえる方は、頭の中の音読タイプです。
頭の中で一字ずつ声に出すと話す速さまでしか読めません。読む速さが遅いぶん前の文を忘れやすく、同じ行を何度も読み直すことになります。頭の中の音読を減らす練習はこちらで紹介しています。


何を知りたいか決めずに1行目から読む
本や資料を開いてすぐ1行目から読み始める方は、目的を決めないタイプです。
何を知りたいかが決まっていないとどの文字も同じ重さに見えて大事な所が浮かびません。学校で習った1行目から順に読むやり方が、そのまま残っているだけです。
本や文章が頭に入らないときの原因と見分け方は、こちらの記事でまとめています。


目の疲れや老眼で文字を追うのがつらい
小さな文字を少し離さないと読めない方は、目の疲れのタイプです。
40代を過ぎると近くの文字が見えにくくなり文字を追うだけで疲れてしまいます。急に見えにくくなった・片方の目だけ見えにくいといった変化があるときは、自己判断せず眼科で相談してください。
年齢と目の変化に合わせた戻し方はこちらで紹介しています。


頭の中の音読や目的を決めないタイプかもと感じた方は、無料の入門動画講座で一字ずつ追わずに要点をつかむ読み方を先に見ておくと試しやすくなります。
活字が読めなくなった大人が今日からできる5つの方法
活字が読めなくなった大人は、全部の文字を追わないことから始めます。下の5つを上から順に試してください。
見出しと太字だけを先に拾う
本文を読む前に見出しと太字だけを拾い、何が書いてあるかの地図を作ります。
本なら目次と各章の見出し、新聞なら大きな見出しとリード、資料なら表題と小見出しです。地図があると本文のどこを読めばいいかが決まり目が滑りにくくなります。
| 読むもの | 先に見る所 | 本文で読む所 |
|---|---|---|
| 本 | 目次・章の見出し・まえがき | 知りたい答えがありそうな章 |
| 新聞 | 大きな見出し・最初の段落 | 気になった記事の前半 |
| 仕事の資料 | 表題・小見出し・表と図 | 自分の判断に要る所 |
| 長いメール | 件名・最初と最後の段落 | 頼まれていることと期限 |
読む行の下に定規やしおりを当てる
文字の上を目が滑る方は、読む行の下に定規やしおりを当てて読みます。
次に読む行だけが見えるので目が行を飛ばしたり同じ行に戻ったりしにくくなります。読む行を示すしおり型の読書補助具も市販されています。
図や写真の多い本から始める
いきなり文字だけの本を開かず、図や写真の多い本から始めます。
図解の本や写真の多い雑誌は、動画のようにどこが大事かを目で教えてくれます。慣れてきたら図の少ない本へ移ると活字だけのページへの抵抗が少しずつ減ります。
1回10分で閉じる
読む時間は1回10分で区切ります。疲れる前にやめると次にまた開きやすくなります。
スマートフォンのタイマーを10分に合わせて鳴ったら途中でも閉じて構いません。長く読めた日より、次の日もまた開けたことの方が大切です。
読んだことを1つだけ人に話す
10分読んだら、分かったことを1つだけ人に話します。
家族や同僚に話す前提で読むとどこが大事かを探しながら読むようになります。話す相手がいなければスマートフォンのメモに1行書くだけでも構いません。



5つ全部はやらなくて大丈夫です。見出しを先に拾って10分で閉じる。これだけで活字への構えがずいぶん変わりますよ。
5つを試しても1ページ進むのに時間がかかると感じる方は、無料の入門動画講座で全体から要点をつかむ読み方を確かめてみてください。
活字が読めないのは頭の良し悪しではなく読み方
ここまでの方法で文字だけのページは開けるようになります。そのうえで残りやすいのが一字ずつ頭の中で読む読み方です。
講師の私も活字が大の苦手だった
速読を教えている私も、以前は活字が大の苦手でした。
本を開けば3分で眠くなり1冊読み終えるのに1か月かかっていました。読み終える頃には最初のページの内容を忘れていて自分は読むのに向いていないと落ち込んでいました。
変わったのは頭が良くなったからではなく、読み方を変えたからです。理解するために一字一句丁寧に読む、というやり方そのものが活字を重くしていました。
メニュー表はもう見て読めている
活字が苦手な方も、レストランのメニュー表は見て読めています。
メニュー表を一語ずつ頭の中で音読する人はほとんどいません。字幕の映画を最後まで楽しめるのも文字を音にせず見て意味を受け取っているからです。
つまり見て読む力はもう持っています。本や資料ではそれを使わずに学校で習った一字ずつ読むやり方に切り替わっているだけです。
速読法GSRは目的を決めて全体から読む
私が教えている速読法GSRでは、本を開く前に何を知りたいかを決めてから読みます。
まず全ページに目を通して構造をつかみそのあとで必要な所を重ねて読みます。目指す理解度は1回ごとに30〜60%で、足りない所は次に読むときに補います。
最初に数えた年730回は、読み方が今のままなら来年も同じだけ続きます。
読み方は一度身につければ本・新聞・資料・メールのどれにも使えます。活字を見るたびに動画へ逃げていた時間が、そのまま読む時間に変わります。速読法GSRの考え方はこちらで詳しく紹介しています。


読書が苦手だった受講生の声
活字が苦手なところから読み方を変えた方もいます。下の方は小学校の頃から読書をあきらめていましたが、今は毎日本を読んで発信を続けています。


読書はとても苦手で、小学校の頃から諦めていました。今では毎日1冊10分を本を読み、SNSにアウトプットのための投稿をしています。このサイクルを365日継続することができ、とても自信がつきました。
読書をすることで、自分の経験や先入観のみで判断することがなくなり、考えの幅が広がった。
自分が毎日読書をすることで、娘が絵本を読むようになりました。今では娘も本が好きになり、本を通じた会話が家族内で増えたことで、家族関係が良くなった。
受講後のアンケートでも、本が苦手で本当にできるか不安だったけれど読書への抵抗感がなくなったという声をいただいています。
見出しを先に拾う・10分で閉じる方法は自己流でもできますが、一字ずつ頭の中で読むくせが残ると活字の重さは変わりません。入門動画講座では、目的を決めて全体から要点をつかむ読み方を順番に見られます。
- 費用は0円で登録はメールアドレスだけ
- 最後まで見ると通常5,000円のGSRオンライン体験会に無料で参加できる
- 体験会に参加した方には電子書籍『人生を変える速読法GSR』をプレゼント
費用は0円・入力はメールアドレスだけです
活字が読めないことのよくある質問
- 活字が読めないのに漫画や動画は見られるのはなぜですか?
-
漫画や動画は絵や音がどこが大事かを教えてくれるからです。活字は大事な所を自分で決める必要があるので、目的を決めずに読むと疲れやすくなります。見出しを先に拾うと活字でも大事な所が見えてきます。
- 活字が読めなくなったのはスマホのせいですか?
-
短い情報に慣れたことは原因の1つです。文化庁の調査でも読書量が減った理由の1位は情報機器で時間が取られるの43.6%でした。ただし頭の中の音読や読み方のくせが重なっていることも多いので、4つの原因を全部見てください。
- 活字が苦手な大人は何から読めばいいですか?
-
図や写真の多い本や、いま知りたいことが書いてある本から始めてください。目次と見出しを先に見て、1回10分で閉じると続けやすくなります。
- 活字を読むとすぐ眠くなるのはなぜですか?
-
一字ずつ追う読み方は変化が少なく、頭が退屈しやすいからです。何を知りたいかを決めて答えを探しながら読むと眠くなりにくくなります。詳しくは本を読むと眠くなる原因と対策で紹介しています。
- 仕事の資料や長いメールも頭に入らないときはどうすればいいですか?
-
資料は表題と小見出し、メールは件名と最初と最後の段落を先に見てください。自分が判断することと期限だけを探しながら読むと、全部を読まなくても要点がつかめます。
- 活字が苦手でも速読は本当にできますか?
-
速読法GSRは目を速く動かす訓練ではなく、目的を決めて全体から読む読み方なので、活字が苦手な方でも取り組めます。小学校の頃から読書をあきらめていて、今は毎日本を読めるようになった受講生もいます。無料の入門動画講座で、ご自身に合うか確かめてみてください。
まとめ
活字が読めないのは頭の良し悪しではなく、4つの原因に分かれます。
- 1か月に1冊も読まない人は62.6%で、活字から離れているのはあなただけではない
- 原因は短い情報への慣れ・頭の中の音読・目的を決めない読み方・目の疲れの4つ
- 方法は見出しを先に拾う・定規を当てる・図の多い本から・10分で閉じる・人に話すの5つ
- 残りやすいのは一字ずつ頭の中で読む読み方
- 読み方は一度身につければ本・新聞・資料・メールのすべてに使える
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