本が読めない。昔は休みの日に1冊読み切れたのに、最近は数ページで本を閉じてしまうってことありませんか。
去年最後まで読み切った本の冊数と、これから本を読める年数を数えてみてください。年に3冊 × 20年 = 60冊。このままだとこれから読める本はそのくらいです。

そう考えると、もう年だから仕方ないというあきらめが出てきますよね。でも本が読めなくなるのは年齢だけのせいではありません。
本が読めない原因は目と体・脳の疲れ・読み方・本の選び方の4つに分かれます。どれが当てはまるかで、最初にやることが変わります。
この記事では文化庁の調査をもとに本が読めない大人の4つの原因を見分け、年を取って読めなくなった40代・50代が今日から本を開ける5つの戻し方を紹介します。
年齢や目のことを考えると本当にまた読めるのかと疑っている方こそ、先に確かめてください。目を酷使せずに本の全体から要点をつかむ読み方は、下のボタンから受け取れる無料の入門動画講座で試せます。
この記事の執筆・監修
浦地純也(しゃっく)
速読メソッド「GSR」講師 / 株式会社ManaBeラボ 代表取締役

- 株式会社ManaBeラボ代表取締役
- 中学校、高等学校理科教員免許
- 国際ジェネラティブチェンジ協会ジェネラティブトランス修了資格
- カリフォルニア大学発祥の心理学指導者資格
2013年、高知大学で理科教員免許を取得し、公立の高等学校で2年間理科教師として働く。その後速読に感銘を受け愛知県で速読教室と学習塾を開校。
その後、スタンフォード大学心理学博士のギリガン先生と出会い、「瞑想状態×速読」を用いた新しい速読メソッド【GSR(Generative Speed Reading)】をワールドクラスパートナーズ株式会社と開発。
2019年には、「人生を変える速読法 GSR」を出版。2025年までの10年間で44,000人以上への速読指導の実績。現在もオンラインで全国の人々へ向けて活動中。
本が読めない大人は多い|年を取るほど増える理由
本が読めない大人は少数ではなく、1か月に1冊も読まない人が6割を超えています。年を取るほど目や体の理由で読めなくなる人も増えます。

1か月に1冊も読まない人は62.6%
文化庁の調査では、1か月に本を1冊も読まない人は全体の62.6%でした。
読書量が以前より減っていると答えた人も69.1%います。本が読めないと感じているのはあなただけではありません(文化庁「令和5年度 国語に関する世論調査」)。
読書量が減った理由の3位は視力など健康上の理由
読書量が減った理由は、スマートフォンなどの情報機器に時間を取られるが43.6%、仕事や勉強が忙しいが38.9%でした。3位が視力など健康上の理由の31.2%です。
同じ調査では、視力など健康上の理由は年齢が高いほど多くなる傾向でした。年を取って本が読めなくなったと感じるのは、気持ちの問題だけでなく目や体の変化も重なっているからです。
しゃっく読めなくなった自分を責める方が多いんですが、理由の上位は時間と目なんです。まずは自分がどれに当てはまるかを見ていきましょう。
本が読めない4つの原因|あなたはどのタイプか
本が読めない原因は目と体・脳の疲れ・読み方・本の選び方の4つです。いくつか重なっている方も多いので、当てはまるものを全部チェックしてください。


目と体:近くの文字がつらい
本を少し離さないと読めない・夕方になると文字がにじむという方は、目と体のタイプです。
40代を過ぎると近くの文字が見えにくくなる老眼が始まる方が多く、小さな文字を追うだけで疲れてしまいます。急に見えにくくなった・片方の目だけ見えにくいといった変化があるときは、自己判断せず眼科で相談してください。
脳の疲れ:文字を目で追うだけになる
仕事のあとに本を開いても同じ行を何度も読んでしまう方は、脳の疲れのタイプです。
仕事の判断や心配ごとで頭の余力を使い切っていると、文字は見えていても意味が入ってきません。働いていると読めなくなる仕組みはこちらで詳しく紹介しています。


読み方:一字一句・全部理解しようとする
1ページ目から一字一句読み、分からない所で止まってしまう方は読み方のタイプです。
全部を理解しようとするほど1冊にかかる時間が長くなり、読み終える前に疲れてしまいます。これは頭の良し悪しや年齢ではなく、学校で習った読み方のくせです。この記事の後半で詳しく説明します。
本の選び方:今の自分に合わない本を開いている
読まなければと思って買った本ほど進まない方は、本の選び方のタイプです。
話題の本や仕事のための難しい本は、興味や今の知識と合っていないと数ページで手が止まります。いまの自分が知りたいことが書いてある本や、昔好きだった作家の新しい本から始める方が読み進められます。
本を読んでも内容が頭に入らないときの原因と見分け方は、こちらの記事でまとめています。


読み方のタイプかもと感じた方は、無料の入門動画講座で一字一句読まずに要点をつかむ読み方を先に見ておくと試しやすくなります。
年を取って本が読めなくなった人の5つの戻し方
年を取って本が読めなくなった人は、目の負担を先に減らして短く読むことから始めます。下の5つを上から順に試してください。


文字の大きさと明るさを先に整える
最初にやるのは文字を大きく・明るくすることです。目と体のタイプの方は、ここを変えるだけで読める時間が延びます。
| 道具 | 向いている人 | 使うときのポイント |
|---|---|---|
| 老眼鏡・手元用の眼鏡 | 本を離さないと読めない人 | 眼鏡店や眼科で読書の距離に合わせて作る |
| 電子書籍 | 文庫の小さな文字がつらい人 | 文字の大きさと行の間を自分で広げる |
| 手元を照らす明かり | 夕方以降に文字がにじむ人 | 部屋の明かりに加えて本の上を照らす |
| オーディオブック | 目がとくに疲れている日 | 聞くだけの日と目で読む日を分ける |
読む時間を目が元気な朝に移す
読書は仕事の前か休日の午前に移します。目も頭も一日の終わりがいちばん疲れているからです。
寝る前の読書が続かなかった方も、出勤前の15分や休日の朝食のあとなら同じ本が軽く感じられます。夜しか時間がない方は、帰宅してすぐではなく食事と入浴のあとにしてください。
1回15分で本を閉じる
読む時間は1回15分で区切ります。疲れる前にやめると、次にまた本を開きやすくなります。
キッチンタイマーやスマートフォンのタイマーを15分に合わせ、鳴ったら途中でも閉じてしまって構いません。長く読めた日より、次の日もまた開けたことの方が大切です。


目次を見て読みたい章から読む
本を開いたら最初に目次を見て、いちばん知りたい章から読みます。
1ページ目から順に読む決まりはありません。読みたい所から入ると興味が続き、前の章が必要になったらそこで戻れば十分です。難しい本を読むときの手順はこちらで紹介しています。


読み終えたら3行で書き出す
15分読んだら、分かったことをノートに3行だけ書きます。
3行にまとめようとすると自分が何を読んだかがはっきりし、次に読む所も決まります。手帳の端でもスマートフォンのメモでも構いません。書いた3行がたまると、読めているという手応えになります。



戻し方は全部やらなくて大丈夫です。文字を大きくして朝に15分。これだけで本を開く回数が変わる方が多いですよ。
5つを試しても1冊に時間がかかりすぎると感じる方は、無料の入門動画講座で全体から要点をつかむ読み方を確かめてみてください。
本が読めないのは年齢より読み方の問題
ここまでの戻し方で本は開けるようになります。そのうえで1冊を読み切れない原因として残りやすいのが一字一句を順に読む読み方です。
私が速読の講師としてこの話をするのは、年齢を理由にあきらめていた方がこの読み方を変えて本を読み切れるようになるのを見てきたからです。


一字一句読むほど目も頭も疲れる
一字一句を順に追う読み方は、読む時間が長くなる分だけ目も頭も疲れます。
全部の文字を同じ重さで読むと、大事な所とそうでない所の区別がつかないまま疲れていきます。
年を取って目が疲れやすくなると、この読み方の負担がそのまま本を閉じる理由になります。40代からの理解力の変化はこちらの記事で研究をもとに紹介しています。


速読法GSRは全体から重ねて読む
私が教えている速読法GSRでは、本を開く前に何を知りたいかを決めてから読みます。
まず全ページに目を通して構造をつかみ、そのあとで必要な所を重ねて読みます。目指す理解度は1回ごとに30〜60%で、足りない所は次に読むときに補います。
目を速く動かすための目の筋肉のトレーニングではありません。読み方と読むときの頭の状態を変える方法なので、目が疲れやすい方でも続けられます。
一度身につけた読み方はこの先の本すべてに使える
読み方は一度身につければどの本にも使えます。


最初に数えた年3冊 × 20年 = 60冊は、1冊にかかる時間が今のままの場合です。
1冊にかかる時間が半分になれば同じ時間で年6冊、20年で120冊に増えます。読書の時間を増やさなくても、これから読める本の数は読み方で変わります。
40代・50代から速読が身につくかはこちらで詳しく紹介しています。


72歳で1分に1万文字以上を読めた受講生の声
年齢を重ねてから読み方を変えた方もいます。下の方は72歳で1分間に1万文字以上を読み、内容をアウトプットできるようになりました。


昔、速読に100万円以上を投資したにも関わらず習得できず挫折。速く読めた気になっているだけで、理解は全くできていない状態でした。しかし、GSRでは1分間に1万文字以上(日本人平均は500文字/分)を読み、アウトプットすることができました。
72歳にして、速読のリベンジ達成です!おかげさまで目標だった1年間で500冊読破にも成功しました!
受講後のアンケートでも、自分で限界を作らなければ何歳になっても能力を伸ばせることを実感できたという声をいただいています。
文字を大きくする・朝に15分読む戻し方は自己流でもできますが、一字一句を順に読むくせが残ると1冊を読み切るまでの時間は短くなりません。入門動画講座では、目的を決めて全体から要点をつかむ読み方を順番に見られます。
- 費用は0円で登録はメールアドレスだけ
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費用は0円・入力はメールアドレスだけです
本が読めないことのよくある質問
- 本が読めないのは病気ですか?
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多くは目の疲れ・脳の疲れ・読み方・本の選び方が原因で、病気とは限りません。ただし急に文字が見えにくくなった・片方の目だけ見えにくいといった変化があるときは、眼科で相談してください。
- 年を取って本が読めなくなったのは老眼のせいですか?
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老眼で近くの文字がつらくなるのは原因の1つです。文化庁の調査でも読書量が減った理由の3位は視力など健康上の理由でした。眼鏡や文字の大きさを整えても読めないときは、読み方や疲れも見直してください。
- 本が読めないときは何から読めばいいですか?
-
いま知りたいことが書いてある本や、昔好きだった作家の本から始めてください。目次を見て読みたい章から読み、1回15分で区切ると続けやすくなります。
- オーディオブックで聞くのは読書になりますか?
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目がとくに疲れている日の代わりとして役に立ちます。聞く日と目で読む日を分けると、本から離れずにすみます。
- 集中できず同じ行を何度も読んでしまうときはどうすればいいですか?
-
仕事のあとなど頭が疲れている時間を避け、朝や休日の午前に読んでください。全部を理解しようとせず、目次から読みたい所だけ読むと同じ行に戻る回数が減ります。
- 目が悪くても年齢が高くても速読は本当にできますか?
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速読法GSRは目の筋肉を鍛える方法ではなく、目的を決めて全体から読む読み方なので年齢に関係なく取り組めます。72歳で1分間に1万文字以上を読めるようになった受講生もいます。無料の入門動画講座で、ご自身に合うか確かめてみてください。
まとめ
本が読めない原因は年齢だけではなく、4つのタイプに分かれます。
- 1か月に1冊も読まない人は62.6%で、読書量が減った理由の3位は視力など健康上の理由
- 原因は目と体・脳の疲れ・読み方・本の選び方の4つ
- 戻し方は文字を大きくする・朝に読む・15分で閉じる・目次から読む・3行で書くの5つ
- 1冊を読み切れない原因として残りやすいのは一字一句を順に読む読み方
- 読み方を変えるとこれから読める本の数が変わる
年に3冊のままなら、これから読める本は20年で60冊です。
年齢や目のことを考えると本当にまた読めるのかと疑っている方こそ、まず無料の入門動画講座で確かめてください。
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